送電のロスが少なく安価な特別高圧電力を京葉ユーティリティで一括受電し、高圧にして配電しています。
京葉食品コンビナートでは電力会社から6万6千ボルトの特別高圧と呼ばれる高い電力を特高変電所と呼ばれる設備で受けています。そして、6万6千ボルトの特別高圧を6,600ボルトの高圧と呼ばれる工場が扱いやすい電圧に落とし、各工場に電気を送っています。
さらに各工場では、送られてきた6,600ボルトを400ボルト、200ボルト、100ボルト等の低圧と呼ばれる電圧に落とし、工場内で機械設備の動力や電灯として利用しています。
電圧は高ければ高いほど送電による電気のロスが少なくなります。一般の工場では電力会社から高圧で受電するケースが多いのですが、京葉ユーティリティでは、電力会社から特別高圧で受電することにより送電ロスを減らし、安価な電力をコンビナート内の食品工場に対して提供することが可能になっています。
変電所は発電所から送電線で送られてきた高い電圧の電気を、使う場所にあった電圧の電気に変える場所です。
京葉ユーティリティでは特高変電所で徐々に電圧を下げ、京葉食品コンビナートの各工場に電気を届けています。
発電所と変電所、あるいは変電所と変電所を結ぶ電線を「送電線」といいます。 京葉ユーティリティでは特別高圧で一括受電することにより、送電ロスをなくし、よ り安価で安定した電気を京葉食品コンビナート各工場に供給しています。