水の供給

水源の工業用水を、食品工場でも使用できる上水道並の水質に処理して供給します。

排水処理設備建設の経緯

京葉ユーティリティは、昭和48年に設立され、昭和52年に創業を開始しました。
丁度そのころ、第一次オイルショックが起こり、日本の経済が混乱してしまいました。
その結果、京葉食品コンビナートへの進出企業にも大きな影響を与えることになり、進出を断念する企業が続出したため、京葉食品コンビナートは僅か11社でのスタートになりました。この時に建設されたのが第一期排水処理設備(昭和63年に撤去済み)になります。

その後、日本経済が回復するにつれて徐々に進出企業も増え、第一期設備の能力を見直す必要が生じ、昭和58年に新たに排水処理能力、7,700㎥/日の第二期排水処理設備を建設しました。(第一期設備はこの時に撤収)
この第二期排水処理設備が現在の70A排水処理設備になります。そして、昭和61年にサッポロビール株式会社の進出が決定したことにより、サッポロビール専用となる排水処理能力8,700㎥/日の第三期排水処理設備を建設しました。この第三期排水処理設備が現在の80B排水処理設備になります。

70A排水処理設備、80B排水処理設備、名前の由来

昭和58年に排水処理能力7,700㎥/日の第二期(70A)排水処理設備、昭和63年から平成2年に排水処理能力8,700㎥/日の第三期(80B)排水処理設備が建設されました。この建設時期に当時の社長が排水能力の頭の数字をとって7,700㎥の処理能力で初めにできたサッポロビールを除く33社の排水を処理する第二期排水処理設備を70A排水処理設備、8,700㎥の処理能力で後にできた第三期排水処理設備を80B排水処理設備と命名しました。(A,Bの由来は設備ができた順番から名前がついています)

排水処理と汚泥処理

京葉ユーティリティの排水処理設備は、活性汚泥法を主体とした処理設備です。活性汚泥法とは、好気性生物処理のことで、簡単に説明すると、溶存酸素下で好気性微生物の働きにより水中の有機物をH2OとCO2に分解することです。もう少しざっくばらんに説明すると、微生物が生きていくために必要な環境(栄養となる汚れた水の中の食べ残しの量・呼吸するために送ってあげる空気量)をコントロールすることで、たくさん集めた微生物に水の中の食べ残しをきれいに食べてもらい水をきれいにする仕組みのことをいいます。 この時に得られたエネルギーは微生物の細胞合成(同化・自らの増殖)に使われるので、汚れた排水を処理した分だけ汚泥(微生物)が増加することになります。排水処理に必要な汚泥量を維持するために、増加した余分な汚泥は排水処理系外に引き抜き、排水とは別に汚泥の処理が必要になります、京葉ユーティリティでは、70A排水処理から出た余分な汚泥の処理は70A汚泥処理設備で行い、80B排水処理から出た余分な汚泥の処理は80B汚泥処理設備で別々で行っています。


活性汚泥法
排水・汚泥処理設備